鬼子

2009年4月8日 読書 コメント (2)
何年か前にTVで紹介されてて読んでみたいなーと思ってた小説、
最近古本屋で見かけ上下巻セット100円でゲット。

やばーーーー2日間手に汗握りながら読んだ。
上下巻合わせて700ページ弱あるけど、
仕事が無ければ1日で読了の勢いだった。


超簡単なあらすじ書けば、ある売れない作家(主人公)の息子が突如不良化、
それ以外にも次々と不幸が襲いかかり、数ヶ月前まで幸せだった家庭は崩壊寸前。
息子に恐怖する毎日、悪魔の甘いささやき、そして衝撃過ぎる結末・・。

うん、ダメだね。ベタベタな単語並べただけでこんなあらすじ文じゃとても売れなそう。
それはさて置き、ハラハラしながらも読みやすい文章で情景が浮かびやすく、
小説の基本?ともゆーべき起承転結はっきりしてて特に『転』の部分では
結局作者の手のひらで踊らされてたわけか…とため息の出るどんでん返し。
『結』部分でもそれなりに波があるけど、『転』のおまけのよーな感じだった。
読後はいい意味で後味が最悪。この作者の他の本も見かけたら買っておこう。

まー見かけ方は読んでみて! 語り合いたい。

コメント

あまくさ
2009年4月9日23:10

むー、すっごい気になるんですけどー
あらすじ読んでも全然わかんないですしw
気になりまする。

こねここね
2009年4月18日1:24

探して読んでみてーー!としか言えませんww
たまに主人公のお茶目な一面が見れつつも全体的に暗い雰囲気ですが、
後半の怒涛の展開とゆーかオチは必見!結構危ないネタです。